2012年6月1日金曜日

出産後の恥骨痛と尿漏れ | 西東京市こばやし整体院Blog


こんにちは。

小林です。

週末には、今よりも気温が落ち込むそうですね。

また、各地でインフルエンザが流行ってきています。

うちの息子の学校でも流行ってきています。

体が冷えて免疫力が落ちた体は、インフルエンザに掛かりやすい面がありますので、どうぞお体をご自愛くださいませ。

 

さて、今回は出産後の恥骨痛に関して。

ご存知の方も多いと思いますが、お腹の中にいる胎児は、どうやって生まれてくるのかと言いますと、恥骨が徐々に開いてきて、胎児が産道を通り頭から出てきます。

出産を終え、胎盤も出てきた状態から、徐々に開いていた恥骨は閉じてきます。

ただ、この閉じている最中に、動き回りすぎますと恥骨は閉じるには閉じるのですが、本来収まるべき場所に収まらないということが起きることもあります。

簡単に言うと、ずれた状態で閉じるのですね。

恥骨は左右にありますが、その間には恥骨結合があります。

人にもよりますが、恥骨が痛いというのは、この恥骨結合周辺をさしていることがほとんどです。


自殺の痛みを嫌い苦しんで停止

出産後に、よく下半身が太ってしまったとか、浮腫むようになった、ジーンズが入らなくなったなどのことを聞くことがありますが、これは骨盤が開いている状態になっていることが予想されます。

もちろん、妊娠中に体重が増えて、その脂肪が残っていることも要因になるのは言うまでもありません。

ただ、骨盤が開いた状態では、それだけでサイズは大きくなってしまいます。

 

さて、恥骨が痛むということなのですが、産後の恥骨のはまり方が悪いために起きることが多いので、これは骨盤の矯正が必要になるでしょう。

その他に、病院によっては腹筋などの体操を指導されることもあるかと思いますが、恥骨が大きくずれて恥骨周辺が炎症もしくは緊張状態の中で、様々な体操を行うと、人によってはかえって状態や症状が悪化することも見受けられます。

これは筋力や筋肉の強さ・柔軟性に個人差があるためです。

ですので、病院で支持される体操などをやってみて、かえって痛みが出た・体調がすぐれないなどが出た場合は、他の方法を模索しましょう。

 

尿漏れに関しては、出産後徐々に閉じてきた恥骨のハマり具合がわるいため、恥骨周辺の筋肉がきちんと機能しなくなっているのが要因として挙げられます。


太り過ぎteenages

本来、おしっこがしたくなっても我慢すれば、ある程度の時間は失禁せずにいられるわけですが、おしっこを我慢するためには、簡単に言うと下腹部の筋肉が緊張していなければいけません。

この緊張させておくことが難しくなっている状態に、恥骨がずれた状態で産後すぐの場合は、尿漏れになる可能性があるということです。

正しい骨盤の位置にいてくれなくては、様々な支障が出ることは証明されていますので、恥骨が痛む場合は、出来るだけ早く体の調整(特に骨盤矯正)をするべきだろうと考えます。

 

そして、1つだけお伝えしておきます。

恥骨痛や尿漏れは、骨盤の歪みが原因になっていることが多いのですが、骨盤のゆがませるような姿勢を取り続けるようですと、矯正しても一時的でしかないでしょう。

足を組む、あぐら、あひる座り、横座りをすれば、骨盤が一発で歪むということは、かなり世間一般にも知れ渡っているのではないかと思いますが、上半身を左右に傾ける癖がある方も、骨盤が歪むので気を付けていただきたいと思います。

 

恥骨に痛みがある場合は、恥骨結合に炎症があるケースもあります。

どうしても日常生活を送るうえで、歩くということは必要になってくると思います。


耐え難い肋骨の痛み妊娠後期

ましてや、出産後には赤ちゃんが横にいますので、授乳やおむつ交換・料理などの主婦業もするでしょうから、その時には必ず歩くはずです。

この歩くというちょっとしたことで、恥骨はずれてしまう・もしくは恥骨周辺の筋肉に緊張が出てしまうことが多いのです。

ですので、ある程度の期間は、調整しなければいけない可能性もあるということを念頭に置いておいてください。

もちろん、個人差がありますので断言はできませんけどね。

恥骨痛が時間の経過で治まってくる方も多いのですが、そうすると慢性的なきつい腰痛に襲われる場合があります。

このケースの腰痛は、長い期間ずれた状態で固まってしまっていますので、結構厄介な状態と言えます。

こうならないように、これから出産を控えている方は気を付けて頂ければと思います。

すでに私は出産後だよという方・・・

時間を作って、骨盤矯正を受けるようにしましょう。

時間は自分で作るものです!

残念ですが、産後の方にはこれしか言えません。

 

出産前の方は、出産後出来る限り安静にしましょう。

 

昔は産後は寝たきりの状態で、お風呂など水にも3週間近く入ってはいけないと言われていたそうです。(聞いた話です)


それだけ出産というのは、女性にとって肉体的にも精神的にも大きなエネルギーを要するのです。

ご承知のこととは思いますが・・・

今から知っているのと知らないでは、違うのではないかと思いましたので、今回の投稿をさせていただきました。

参考にしていただければ幸いです。

 

お蔭様です。

ありがとうございました。

 

西東京市ひばりが丘のこばやし整体院

 



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